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vol.016 敗走するアマゾン、カルフール。理由はグローバルとローカルの衝突

知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
  • 2020/04/20
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。 今回は、敗走が続く外資系小売についてご紹介します。 2019年は、中国から外資系小売が続々と敗走をする年になりました。ファストファッション「Forever 21」、ECの巨人「アマゾン」、中国でのスーパーのパイオニア「カルフール」などです。さらに、以前にはeBay、ウーバーなども中国市場に参入をして敗退をしています。 また、2018年には、中国のカフェ文化をリードしたスターバックスまで危機を迎えました。 なぜ、外資系ばかりが危機に陥るのでしょうか。その理由は中国市場が激しく変化しているからです。2000年からはECの台頭、2010年代半ばからはスマホ決済の普及、それに伴い、新小売など消費のスタイルが大きく変わっています。従来は「人が店を探す」ことで消費が行われていましたが、現在は「店が人を探す」と言われています。 中国の企業は、このような変化に追従できた者だけが成長をすることができ、遅れたものは消えていくという厳しい競争をしています。外資系小売は、このような変化に対する対応が常に1歩遅れる。これが最大の原因です。 今回は、敗走をしたForever 21、アマゾン、カルフールの事例をご紹介します。失敗例ばかりでは参考にならないので、一時危機に陥りながら見事に対応したスターバックスの例もご紹介します。 失敗例と成功例を重ね合わせることで、何かしらのヒントをつかんでいただけるのではないかと思います。 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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