━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 016
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、敗走が続く外資系小売についてご紹介します。
2019年は、中国から外資系小売が続々と敗走をする年になりました。ファストファッション「Forever 21」、ECの巨人「アマゾン」、中国でのスーパーのパイオニア「カルフール」などです。さらに、以前にはeBay、ウーバーなども中国市場に参入をして敗退をしています。
また、2018年には、中国のカフェ文化をリードしたスターバックスまで危機を迎えました。
なぜ、外資系ばかりが危機に陥るのでしょうか。その理由は中国市場が激しく変化しているからです。2000年からはECの台頭、2010年代半ばからはスマホ決済の普及、それに伴い、新小売など消費のスタイルが大きく変わっています。従来は「人が店を探す」ことで消費が行われていましたが、現在は「店が人を探す」と言われています。
中国の企業は、このような変化に追従できた者だけが成長をすることができ、遅れたものは消えていくという厳しい競争をしています。外資系小売は、このような変化に対する対応が常に1歩遅れる。これが最大の原因です。
今回は、敗走をしたForever 21、アマゾン、カルフールの事例をご紹介します。失敗例ばかりでは参考にならないので、一時危機に陥りながら見事に対応したスターバックスの例もご紹介します。
失敗例と成功例を重ね合わせることで、何かしらのヒントをつかんでいただけるのではないかと思います。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 016
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)