相手が「変幻自在のウイルス」だけに先行きは極めて不透明。
予測においてもエコノミストの間では意見が割れに割れています。
「高齢社会」に直面している人類にとっては、人々がひたすら「不
老不死」を祈っています。
高齢社会で人道主義の立場に立つ限りは、新型コロナはとてもと
ても手ごわい相手なのです。
直近、一度ロックダウンを解いたシンガポールが再ロックダウン
に迫られたことは重いです。
ロックダウンに再度逆戻りすると、かえって経済的ダメージが
大きくなるのです。
特に、「新型コロナ感染歴があるかないか、抗体があるかないかの
検査結果」などの「人々の個人情報」を、国家が強力に追跡・一
元管理できるようになるまでは、「早すぎるロックダウンの解除」は
失敗する可能性が高いです。「感染爆発第二波」を巻き起こす
危険性もあります。
ところが、中国以外の国々では、こういった「感染歴や抗体検査の
結果」などの「個人情報」を、国家が「一元管理」することは、あ
まり進んでいません。
国家統制がなかなか進んでいなければ、「解除を急ぎすぎて逆戻り
」するより、「解除が遅すぎる」方がリスクが少ないかもしれま
せん。
★
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)