■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■
<1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>
ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月):Vol.1066
<1066号:コロナショックは、長期化するだろうか>
2020年4月22日(水):カギになるのは収束時期の予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
過去の論考/業務の案内
http://www.cool-knowledge.com/
有料版の登録/解除
https://mypage.mag2.com/Welcome.do
購読方法や届かないことについての問い合わせ
→ reader_yuryo@mag2.com
著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com
*スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
おはようございます。コロナショックがあと2か月で収束するか、ワクチンができるまで1年から1.5年の戦いになるのか、ここが今年の生き方にもかかわり、経済・金融の問題でもあります。
人は目標や期限があると、我慢または頑張りができます。長期であると長い懲役であるかのように折れてしまうのです。優先順位をつけると(1)生命と健康、(2)生活、(3)仕事(失業)、(4)経済、(5)金融でしょう。
08年からのリーマン危機は、日本にとっては米国金融→日本の輸出経済への波及でした。輸出と海外生産の所得が主導していた日本の名目GDPは、07年の531兆円から09年の489兆円にまで、2年で8%減少したのです。今から思えば、わずか8%だったのです
リーマン危機では、日本の「460万の企業+5300万の世帯」の所得が8%減りました。火元の米国の名目GDPは、14.5兆ドル(07年)が14.4兆ドルであり、わずかなマイナスで終わっています。FRBが、4兆ドルを増刷して、金融機関の資本収縮を止めたからです。
【コロナは経済外のショックだが・・・】
今回のコロナショックは経済外のものです。しかし健康と生命にかかわるものであり生活、仕事、経済、金融に優先します。移動と外出が規制・制限されると、経済活動である仕事、買い物、観光もできなくなるからです。
優良会社である日本電産の、永守重信会長兼CEOは以下のように述べています。「どんなに経済が落ち込んでも、リーマンの際は『会社のために働こう』と言い続けた。だが今回は、自分と家族を守りそれから会社だと。従業員は12万人以上いる。人命について、これほど真剣に考えたことはない(日経新聞:20.04.21)」 リーマン危機や大恐慌と、コロナショックの違いです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)