メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

ストレス

FROM LA TO JAPAN
  • AJ
  • 2020/04/25
    • シェアする
不安を抱えると、人は励ましてくれる。 一緒に頑張ろうと言ってくれる。 助けてくれるかもしれない。 だが、それこそがストレスになる人は実は多くいるはずで、 むしろ、「一致団結」とやらの言葉を使い、応援されることでさらにストレスを悪化させてしまうのでは?と私は考える。 「励まして、応援しよう!」と周りが扇動しようが、それらの行為を無抵抗に受け入れたり、同調する必要などない。 不安に打ちのめされた人間、あるいは不安の渦中にいる人は、気力を失っている。 気力がなければ、立ち上がることはできない。 つまり、多くの「応援」という行動は、当事者ではない立場の人の声である。 悪く言えば「対岸」から余裕に観察できる立ち位置にいる人、余力のある人が発しやすいのだ。 立ち上がれない人ではなく、多くは今立っている人が使う言葉なのだ。 だからこそ、他人の励ましが更なるストレスを産むのだ。 「どうせ、他人事なんだよね」と、確実にそこに格差という線が生まれてしまう。 応援され、励まされる側と、応援する側、励ます側の境界線がよりはっきりと浮かび上がる。 そして、その格差は、「妬み」という湾曲した感情に現れることがあり、またそういう感情を抱いた自分に 罪悪感や自己嫌悪という新しいストレスを作ってしまうのだ。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • FROM LA TO JAPAN
  • 今の時代、LAに居ながらにして日本のテレビやメディアの情報をリアルタイムで知ることができるようになりました。日本ではメディアがよく「アメリカで大流行」などの謳い文句を使っていますが、嘘が多いのも事実。LAから見た日本への個人的意見も含め、本物の情報を定期的に発信します!
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 5日・25日