第467号
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岩上安身のIWJ特報!
パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!?
「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!
医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏インタビュー第1弾(2020年2月16日)
(その1)
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日本における新型コロナウイルス対策について、当初からその問題点を指摘し
続けてきた上昌広医師のインタビューをお届けする。インタビューを通じて、岩
上安身は上氏から、その後の感染拡大と対応策の齟齬を予見するような、多くの
意義ある提言や知見を引き出している。
岩上安身による第1回目の上昌広氏インタビューは、まだ寒さの厳しい2020年2
月16日に行われた。2月13日にはすでに新型コロナウイルスによって国内最初の
死亡者が出ており、上氏は、この未知のウイルスが日本社会に蔓延することを想
定した上で、「データを見ながら、ダメージを最小にすることを考えるべきだ」
と語った。
・医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏(2020年2月16日、IWJ撮影)
https://bit.ly/2YcXbBm
また、新型コロナウイルスは国内に相当入り込んでいるとし、日本政府が進め
ている水際対策やクラスター対策には効果が期待できないとも述べている。
だが、日本政府はこの時点ではまだ、4月に中国の習近平国家主席を国賓とし
て迎え、7月には東京オリンピックを開催して、世界各国のアスリートや観客た
ちを「おもてなし」するつもりでいたようだ。今、2ヶ月経った4月末の時点でふ
り返ってみても、安倍政権の危機感の薄さには戦慄を覚えざるをえない。
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