第107号(2020年5月1日号)
最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
ついに激動の4月も終わりました。いよいよ今日から5月。
普段ならもうゴールデンウイークを満喫しているはずですが、
今年はコロナウイルスの感染拡大の影響で自粛ムードの中で迎えることになりました。
気が滅入ることもありますが、ぜひ頑張りましょう。
さて、今週号のメルマガですが、
まず、第1部【無敵の交渉・コミュニケーション術】のコーナーでは、
先週、先々週号に引き続き、FBIでも教える【危機状況での交渉術(Crisis Negotiation Skills)】についてお話しいたします。
数回にわたってご紹介してきたCrisis Negotiation Skillsは、
テロリスト対策や誘拐犯、銀行強盗犯などに対する特殊な交渉で用いるスキルというよりは、
実は緊迫した外交交渉や日々のビジネスや生活での交渉・コミュニケーションにも有効なスキルです。
次回で最終回にする予定です。
そして、第2部【国際情勢の裏側】のコーナーでは、【COVID-19後の世界の政治・経済・社会の行方】について、
多方面からお話しいたします。
一つ目は、新型コロナウイルス感染症の拡大が“収まった”後に来る世界の様相についてです。
感染者数はすでに300万人を超え、死者も22万人を超えました。
コロナウイルス感染陽性か否か分かる前に亡くなったと考えられる人数も含めると、
実際には死者数はプラス10万人は下らないという数字も出ています。
二つ目は、COVID-19の影響が世界の食糧安全保障と雇用に大きな影響を与える可能性についてです。
三つ目は、不穏な北朝鮮の情勢についてです。
金正恩氏の動静が長期間にわたって伝えられないという異例の状況に直面し、安否情報まで飛び交う状況ですが、
地政学コミュニティーではすでにポスト・金正恩氏の国際情勢に関心が向かっています。
日本にとっては他人事ではないこのお話しについても簡単にお話ししています。
今週号もよろしくお願いいたします。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)