■冬ではなく夏~週刊アカシックレコード200501■
小誌では、北朝鮮が中国に侵攻することによって始まる戦争を「中
朝戦争」と呼んでいる。この戦争の開戦後は、北朝鮮と日米は「敵
の敵は味方」の関係になるので、実は、開戦前から日米朝3か国は
緊密に連携している(韓国は完全に“蚊帳の外”に置かれている)。
前回述べたとおり、北朝鮮は2019年12月中旬から2020年3月上旬ま
では、中朝国境の大河、鴨緑江(おうりょっこう、Yalu River)が凍
結した直後の朝か、最終的に鴨緑江の氷が解け切る日の朝(氷が解
けたあとでなく解ける直前)に開戦する作戦を立て、鴨緑江が凍結
しそうな日や鴨緑江の氷が解け切りそうな日を次々に開戦日候補に
設定していた。前回述べたように、凍結中に開戦すると、北朝鮮側
が圧倒的に有利だからである。
しかし、前回述べたとおり、2020年3月11日頃、北朝鮮は新型肺炎
(新型コロナウイルス感染症)の世界的流行を理由に開戦の無期延期
を決めた。
他方、その直後から米国は、鴨緑江が凍結する冬(2020年12月以降)
ではなく、夏(2020年6~8月)の開戦を模索(北朝鮮に提案)し始め、
2020年3月下旬、日米朝は夏の開戦で合意したと推定される。
なぜ米国は夏の開戦を求め、なぜ日朝はそれに合意したのか(2020
年5月1日頃配信予定)。
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