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60回 人間にこころがないというモデル

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
今週、どういうわけかコロナうつの取材をあれこれ受ける。週刊新潮に続いて、朝日新聞のネット版、BS11の出演、そしてラジオでもコロナうつの話をすることになった。 実は、私はほとんどコロナについての自粛要請にしたがっていない。店に迷惑がかかるからかかないが、相変わらずうまいものを食べ、おいしいワインを飲み、あちこちと出かけている。 最近、テレビに出なくなって無名なのでよいが、見つかったらマスコミに袋叩きにあうだろう。 その時にいうセリフはきめてある。 「私はコロナで死ぬ数より、今年増える自殺のほうが多いと思っている。自粛要請をする感染症学者や政治家の人たちが私を非難するなら、かけに乗ってほしい。今年増える自殺がコロナの死者より少なければ、私は医者の免状を返上します。その代わり、増えた自殺の死者よりコロナの死者のほうが少ないなら、あなたがたも地位を返上してほしい」と。私を非難するマスコミにも、自殺のほうが多かったら職を辞してもらう約束をしてもらう。そのくらいの覚悟で自粛強制をすべきだろう。 日本人は死者を原因で差別するところがある。 飲酒運転で殺された人はものすごい同情をされ、親たちはヒーロー扱いされ、法律まで変えてしまう。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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