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惨事を利用して儲けようとする知的ペテン師

「ニューヨーカーたち」 by ケニー・奥谷
「ニューヨーカーたち」Vol. 119 5/5/2020 ____________________ 1.ニューヨーク探訪 「ひと気の消えた街」 2.グローバルスタンダードを知る「コロナを利用して儲けようとするペテン師」 3.ホテルは奇なり その16 4.Q&A  ____________________ ニューヨーク探訪「ひと気の消えた街」 外出禁止令がだされてから1ヶ月半。マスコミの報道を見ると、マンハッタンからほぼ人が消えたかのように思える。だが、実際はそうではない。マスコミが映すのは、マンハッタンの観光スポットのみ。観光スポットはオフィス街と重なっているエリアが多くある。例えば、タイムズスクエア。そこは観光スポットであり、オフィス街でもある。

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  • 「ニューヨーカーたち」 by ケニー・奥谷
  • オフィスに戻ると、同僚が泣きじゃくっていた。「どうした?」「今朝レイオフになったわ。今日の5時で皆とお別れよ」私がプラザホテルに赴任した1994年から最初の2年間はレイオフの嵐が吹き荒れた時代。プラザホテルを溺愛したオーナー、ドナルド・トランプ氏も破産の危機に直面。最良のオーナーを失いかけた世界最高峰のホテルは競売へと傾いていく。恐怖に怯える私にできることは、ニューヨーカーたちの働きぶりを一心にまねることだけだった。ここに私が学んだニューヨーカーたちの生き方、考え方、そして人生観について述べてみたい。
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  • 毎月 5日・15日・25日