過剰流動性が有り余っています。
サブプライム危機後がそうだったように、ヘッジファンド達もマーケットで大暴れしています。
膨大な資金の置き場に困っている富裕層は、2~3年(?)後の
「コロナ危機」後に訪れるであろう「まだ見ぬ将来のインフレ」を
心配して、株式保有を継続しています。
あの債券王:ガンドラックが「五月売り」を開始したものの、アメ
リカ株式市場はなかなか下げません。
もちろん、金融アナリストによる予想は、真っ二つに割れていま
す。
ほとんどのアナリストは暗い見通しをしています。
が、中には年末までにS&P500は3,00ポイントをタッチす
ると信じている強者もいます。
強気派は、投機筋を中心に、「身の置き所に困っている、有り余る
過剰流動性」に注目、「ロックダウン解除後のV字回復」や「特効
薬やワクチンの開発」に大いに期待を寄せて、株式を買い進めて
きました。
が、本文でも解説しているように、「V字回復」や「ワクチンや特
効薬」の開発の成功は、「夢物語」に近いものです。目先は「期待
倒れ」に終わりそうです。
慎重ながらもロックダウンが解除さ始めれば、人々は「厳しいコ
ロナ後の現実」に直面しなければならなくなるでしょう。
「噂で勝って事実で売れ」の「相場の格言通り」に、利益確定が続
出し始めることでしょう。
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