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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 019
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、新型コロナウイルスの感染拡大期での飲食業についてご紹介します。
感染拡大で、大きな打撃を受けたのは、エンターテイメント業界と飲食業界です。それは中国も日本も変わりありません。
しかし、中国では以前から外売(フードデリバリー)が普及をしていたため、多くの飲食店が外売に対応をして急場を凌ぎました。日本でも、ウーバーイーツや出前館への加盟登録が殺到しているといいます。
中国の外売企業「美団」(メイトワン)、「ウーラマ」では、登録審査を大幅に簡略化して、多くの飲食店が外売に活路を見出そうとしました。
それだけでなく、外売に対応したことで、感染拡大期以前よりも多くの売上をあげた飲食店も現れたほどです。
しかし、ただ外売に対応したら売上が上がったという単純な話ではありません。半調理品を使い、ライブECや動画で作り方動画を提供し、「家で作って楽しむ、食べて楽しむ」を提供できる製品を開発したり、スタッフの体温測定を行い安心できる飲食店であることをアピールしたりとさまざまな工夫をしています。
そして、中国では新型コロナウイルスが終息をしましたが、店舗にお客が戻ってくるのには時間がかかります。飲食店は外売に舵切りをしてしまうのでしょうか、それともまた以前と同じ店舗主体の運営になっていくのでしょうか。
中国の飲食店が行った工夫を紹介し、飲食業界の方、飲食関連テック企業の方に参考にしていだければと思います。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 019
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