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第139号.女子の雇用促進で、既に貰っている遺族厚生年金の計算の内訳が変化する時。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 前回に続き遺族年金の話です。 遺族厚生年金を老後に貰ってる人は非常に多いですが、大半の人は女性です。 あんまり男性が貰ってる場合は見かけないですね。 貰っていてもかなり少額。 女性のほうが長生きというのもありますが、多くは男性の就労期間が長い事が多いので(特に昭和の時代は)、それだけ発生しやすいというのもあります。 昭和の時代は男が働いて、女は主婦として家を守るという考え方でした。 そして年金は夫が保険料をすべて負担して、老後は夫にすべての年金を世帯分ひっくるめた給付をするというのが厚生年金の形でした。 だから配偶者加給年金も一生、夫の年金に付いていました。 夫の年金で世帯分の年金を支給するから、妻は無年金でいいだろうという事を想定したものでした。 現在の年金はどんな職種の人であれ必ず国民年金に加入させますが、サラリーマンや公務員の妻は無年金でいいだろうという考え方だった。 まあ、年金に入りたければ任意で国民年金に加入してもいいよという事にはしていましたが…。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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