1. コラム「タカオカ的ナウい日常」
─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます!
Vol.57 : 『オンライン飲み会と港区おじさん』
世の中の流れを掴むべくZoom飲み会デビューした高岳です。
本当に流行ってますね、オンライン飲み会。
僕の周りには毎晩している人はおろか一晩でオンラインはしごをする猛者?も笑
僕も頑張って主宰したり参加したりしてみたわけですが…
1回目:何、これ意外にも面白いじゃん!
2回目:いいね、またメンツ変えると違うかも!
3回目:あれ、メンツ変えたけどなんだか…
4回目:ひょっとして飽きてしまったのかも…
5回目:辞退
って感じです、はい^^;
やってみた感想として先に良いところをあげると、
1)距離を選ばない:普段会えない遠い場所の人通しでもおけ
2)移動が必要ない:行って帰ってくるという時間が要らない
3)身なりを整えなくていい:程度によりますけど、例えば女子同士ならノーメイクとか
4)安上がり:これあんまりみんな指摘してないけど、実は一番大きいのでは
などなど。
逆に良くない?ところは、
1)終わりがない:これは既によく言われてますが、だらだら続いちゃう。途中抜けも難しかったりする
2)一人しか話せない:これは元々会議用のZoom等の特性ですが、話している人の話をみんなで聞かなきゃならない。ついでに人と話を被せてはならない(片方がミュートされる)
3)断りづらい:これは自粛期間ならではですが、「用事がある」とはなかなか言い難い
4)上司と部下でやると最悪(の場合もある):上司が良いというまで退出できない、新しい形のパワハラを生んでいる
などなど。
でも、僕が飽きちゃった最大の理由は…
レストランという空間を共有できない
ことです。
以前、 「東京いい店やれる店」(ホイチョイプロダクションズ) という港区おじさんのバイブルたる本を紹介した時にも記しましたが、僕らが夕食を共にするという行為は、ただそこで美味しいものを食べるということには留まらず、レストランのチョイスから始まって、そこに広がる空間やスタッフのサービスによるお店全体の雰囲気、お店や料理自体のウンチク、さらには二次会に向かうための導線など、全てを駆使して初めてデート、いや、夕食が成り立つわけです。
その点、オンライン飲み会には決定的にこれらのストーリーが欠けている。
ゆうなれば
浪漫
が欠けているのです。
僕のような港区おじさん達はそろいもそろって「オンライン苦手〜」と言っているのは、決してIT音痴だからではなく、この美学の問題なのです。
そんなわけで、オンライン飲み会からは一歩引きつつ、でも「可愛い女の子揃いですよ」と言われるとホイホイと参加してしまうフレキシブルな52歳でありました。
2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」
─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。
『知事 vs 大臣 〜 広報の観点からみてみると』
相変わらず世間は新型コロナの報道一色ですね。
率直に言って無責任な方言を野放しにするメディア(特にテレビ)には閉口しますが、僕自身はあくまで「一次データを見て自分でしっかり判断せよ」というスタンスから変わらないところです。
さて、そんな報道の中にもマーケティング&広報の題材になるようなトピックが。
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