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62回 アーチストはどこにいった?

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
前回のメルマガの最後のほうがわかりにくいという指摘があった。 私が言いたいのは、命がいちばん大事という今の風潮、とくにそれをテレビがいうのはダブルスタンダードだということだ。 緊急事態宣言が多くの県で解除されたが、解除を急ごうとすると、経済を命より優先させるのかという批判が起こる。 前回問題にしたのは、自動車とアルコールとやせすぎモデルである。 自動車は動く凶器であることは確かである。現実問題として、日本では普通に歩いていて車にひき殺される確率のほうがコロナで死ぬ確率よりかなり高い。 交通事故に関しては、統計が残る1948年以降最少の3215人の死者であったが、それでもコロナの死者の約5倍である。かつては2万人の命を奪っていた。 経済と命でもし命が大切なら車も最大限自粛ということになるだろう。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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