《抜粋》
今週5月19日号は、先週5月12日号の続きです。
ただし、その後、アメリカのバイオテクノロジー企業であるモル
ディナで、新たな動きがあったので、
最初の第一章で、トランプ政権による「ワクチン爆速開発計画」に
ついて加筆して解説しました。
結論から言うと、
モルディナのワクチン開発は、おそらく「ぬか喜び」で終わること
でしょう。
先週、トランプ政権は、新型コロナのワクチン開発において、「爆
速開発計画」である「ワープ・スピード戦略」を発表しています。
このおかげで、アメリカの株式市場では「バイオテクノロジーバ
ブル」のような「ミニバブル」も生まれています。
(ただし、このミニバブルは短命で、6月に入るやいなや弾ける
かも知れません・・・)
トランプ政権は、「この『ワープ・スピード戦略』は、第二次世界
大戦中の『マンハッタン計画』に比肩するものだ」と、胸を張って
います。
が、あにはからんや、この「ワープ・スピード戦略」の中身は、か
なりの「眉唾物(まゆつばもの)」です。
その中身は、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の「大胆不敵な賭
博」であり、乱雑でお粗末な「張りぼて」です。
この「ワープ・スピード戦略」は、結局のところ失敗に終わること
でしょう。
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