さてあなたは、何かを「継続」することは得意でしょうか?
今回は継続を絶対に実行可能にする、重要なテクニックをお教えします。
◆ 目標は、とにかく小さく。
さてGOLD第643曲で「とにかくすべての習慣は小さく設定しろ」と言いま
した。
たとえば
「一日10ページ参考書を終わらせる」
などの目標は、一見立派で素晴らしいのですが、ほぼ確実にどこかで挫折しま
す。
それこそ最初のうちは10ページやることができても、二日目は5ページ、三日
目は2ページ…
なんて風にどんどん数を減らしていきます。
そして最終的にはもちろんゼロになり、
「今日はできなかったけど、明日は頑張る…!」
なんて思い、そしてそのまま再開することはなくなります。
いえそれすらもマシな結果なのかもしれません。
それこそ最初の日から、10ページを達成することができないことも多いのでは
ないでしょうか。
そしてそのまま、二日目は何もやらない…十分にありえます。
いえ! さらにひどい可能性として、スタートの日から「何もやらない」なん
て悲惨な状況だってあるかもしれません。
よってこんなときに重要なのが「小さく設定する」ということ。
たとえば参考書の場合なら
「一文字だけでいいから読む」。
これだったら、もう本当に、実行しない方が難しい目標になります。当然です。
いえさらに低く
「参考書を開きさえすればいい」
「参考書に触りさえすればいい」
なんて設定したら、こちらはさらに難易度が低くなるはずです。
さらにそれこそ
「3秒にわたって参考書のことを考えればいい」
なんて考えたら、もう絶対に実行可能なはずです。
重ねて「失敗する方が難しい」習慣になるはずです。
これこそが、何かを継続するための「奥義」。
とにかくうまく進められないなら、目標設定が高すぎると考えて、小さく小さ
く目標を縮めるのです。
この考えを提唱したのは、アメリカでやる気の研究をしているスティーブン・
ガイズという人物。
彼は「体を鍛えたい」という目標のために
「一日一回、腕立て伏せをする」
ということを設定しました。
ものすごくライトですね。
そして事実、彼はその目標を達成し続けることができたのです。
もちろんですが、毎日一回では終わりません。
人間、一度でも始めてしまえばそのままやる気が継続しますので、一日10回や
100回やることができた日もありました。
何にせよ、たくさんの回数にわたって継続できたわけです。
これがもし「毎日100回やる」だったら、継続しなかったはずです。
重要なことは「小さな目標」にすることなのです。
◆ 一週間の表にせよ。
さてここまでが復習。
今回はそれをさらに一歩進めて、自分自身も実行している、習慣をさらに継続
していく方法を教えていきましょう。
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