第358号 2020.5.26発行
『公が狂うとき』
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…わしは「個と公」をテーマに『戦争論』を描き、「公」の重要さ、「公共心」の大切さを訴えた。
その主張は今も変わっていないが、ただし現在は、ここに大きな注意を加えておく必要がある。
それは、「『公』は狂うことがある」ということだ。
自粛して家にこもることが公共性であり、常識だとしている今の日本の「公」は、完全に狂っている。
そして日本の「公」の発狂の度合いは、さらに激化しかねない状況になっているのだ!
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「医療崩壊の危機」「病床ひっ迫」と喧伝されてきた日々の中、コロナ対策に回していた病床は国内全病床のたった1.8%だったという。
そしてあまりに偏ったやり方で、日本中の病院が大損失を被ることになったのだ。
無意味なものに多額の税金をつぎ込んだ、この日本の新型コロナ対策で、医療機関にどんなことが起きたのかをまとめておこう。
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!なぜ日本政府は緊縮財政にこだわるの?ベーシックインカムの導入についてどう考える?プロレスラーの木村花選手が亡くなった件をどう思う?緊急事態宣言が出た後に沖縄旅行に行っていた芸能人は批判されるべき?黒川弘務検事長の賭けマージャン問題の裏には、特定野党とマスコミの癒着がある?「専門家には責任を取らせるべきではない、意見を採用した政治家に責任を取らせるべき」という主張をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第374回「公が狂うとき」
2. しゃべらせてクリ!・第315回「御坊家のソーシャル・ディスタンス晩餐ぶぁい!の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第168回「いびつすぎるアフター・コロナの世界」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
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