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1. コラム「タカオカ的ナウい日常」 ─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます! メルマガ本文でお楽しみください。 2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」 ─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。 『オンライン化の不都合』 今週はじめの5月26日をもって2ヶ月弱にわたる緊急事態宣言が全国で解除されました。 まずはここまで皆様お互いにお疲れ様でした! もちろんここからがウィルスとの共生というさらに難しいステージに入るわけですが、ここまで日本は相当うまくリスクをコントロールしてきたかと思われます。(手法その他に賛否様々な意見はあると思いますが人口あたりの死亡率という絶対的な数字は動かぬFactかと) さて、宣言下で「自粛」と対のごとく使われたのが「オンライン化」という言葉であり、実際にあらゆる場面でリモートでの行動がごく短期間のうちに根付きました。 オンラインでの会議、オンラインでの飲み会、オンラインでのパネルディスカッション、オンラインでの授業、オンラインでの番組、オンラインでの制作…etc. オンラインのツール自体はSkypeにせよZoomにせよ以前からあったわけで、今回のあらゆる場面でのオンライン化はツールの登場によるものではありません。 「密を避ける」というウィルス対策の果実の一つとして生まれてきた(あるいは促進された)行動様式です。 ならば、なぜこれらの行動様式が今までなかった(あるいは促進されなかった)かというと、知らず知らずのうちに、オフライン>オンラインという図式があったからではないでしょうか。 会議や打ち合わせと言えば顔を合わせてが当たり前で、オンラインで参加というと何かちょっとコミットメントが欠けているような。 パネルディスカッションにある人だけがオンラインで参加というとなんだかちょっと軽んじてる感じがあったし、ましてやオンラインでPC画面の前で飯を食うとかオンラインで番組に出るとかなんて、これまでにはちょっと想像できなかった場面かと。 ところがやってみたら存外に良い点が沢山見つかって。 距離からの開放、時間とお金の節約、会話や資料の保存、などなど。 一度その利点に気づいてしまった以上、仮に新型コロナが十分に収まったとしてもこれらの行動様式は相応に残ると思われます。 緊急事態&自粛というかつてない苦しい状況の中でも、オンライン化が促進されたことはとても良いことだという意見は多々あり、実際、それはそうなのだと思います。 じゃあ、オンライン化が進んで良いことばかりなのでしょうか? ビジネスの観点からみたとき、少なくとも一つ、大きな、大きな、不都合があります。

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