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64回 外因さえ解決すればいいと思う社会

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
持続化給付金という中小企業の命綱のような制度が、電通の作ったわけのわからない法人に769億円で受託され、その事業費の97%が電通に還流していると東京新聞が報じている。 いっぽう、大新聞はこのフォローを現在のところしていない。 電通を怒らせると怖いと思っているのだろう。 新聞社を黙らせる電通という会社だから、800億近い金を流したという風にも取れる。 電通においしい思いをさせておけば、テレビも新聞も政権批判をしないと考えたのではないか? で、現実にはこの法人か電通の下請けがまともな人員をそろえず(そのほうが儲かる)、また雇っている人のレベルが低い(そのほうが賃金も安く済む)から給付遅れが相次いでいる。 実は、私もその被害者の一人だ。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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