自動車依存経済に警鐘を鳴らしたコロナ
「自動車の輸出、生産が急減」
新型コロナのパンデミックは、自動車業界には天地を揺るがす大ショックに違いありません。そしてその自動車業界に大きく依存する日本経済も、この自動車ショックをまともに受け、経済がピンチに立たされています。これを象徴するような数字が公表されました。
先週金曜日に経済産業省が発表した4月の生産統計は、生産が前月比9.1%減と、リーマン危機直後の2008年12月、2009年1月にそれぞれ8.9%減を記録していますが、これを上回る衝撃です。この生産急減をもたらした主犯が自動車です。自動車の生産は前月比33.3%減となり、これだけで生産全体を5.1%も押し下げています。
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