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国際感覚ゼロの韓国、香港問題で中国へ擦り寄る悲劇、景気回復は2年以上先

勝又壽良の経済時評
  • 2020/06/01
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事大主義をいまだ信奉 米国の香港制裁で沈没 中国を過大視する滑稽 回復力鈍く長期停滞へ 中国の全人代(国会)が、香港への国家安全法適用を採決した。この結果、韓国の受ける影響は大きなものが予測されている。それにも関わらず、韓国政府の反応はいたって鈍感だ。「影響は限定的」と静観の構えである。中国への気配りが、こういう国際感覚ゼロの姿勢を見せているに違いない。日本政府は、在日中国大使を呼んで「憂慮している」と懸念を伝えた。 実態は、韓国政府の言うような「影響は限定的」ではない。中英共同宣言によって、香港に保証された「一国二制度」が形骸化されるからだ。「一国二制度」は50年間(2047年まで)、中国の法制度が香港に適用されず、自由と民主主義政治の継続が可能というものだった。米国は、これを前提にして香港へ中国に与えていない特恵を付与した。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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