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第114回 番外編 そもそもコインとトークンはなにが違うのか?上昇しているトークンの紹介
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▼今回の記事
今回は読者の方から寄せられた質問に答える。コイン、トークン、ユティリティートークン、セキュリティートークン、ステーブルコインとさまざまなデジタル通貨があるが、混乱してわけが分からないので、簡単に説明してほしいという要望だった。また、ユティリティートークンとステーブルコインなどの最新相場も知りたいということだったので、それも紹介する。今回は番外編である。
●チェインリンク(Chainlink (LINK))
外部のデータと「スマートコントラクト」をリンクするプラットフォーム。
最新相場:
https://coinmarketcap.com/ja/currencies/chainlink/
いま、「イーサリアム」のブロックチェーンでプログラムの自動実行機能を持つ「スマートコントラクト」はいたるところで使われるようになっている。サプライチェーンにおける契約の履行、請求書の発行、入金や送金などだ。こうしたプロセスが人の手を煩わすことなく自動実行できるので、「スマートコントラクト」は大変に便利だ。
しかし、「スマートコントラクト」にも問題がないわけではない。たとえば、ニューヨーク証券取引所の提供する相場のデータを活用して、株式の取引を自動化するシステムは「スマートコントラクト」では構築できない。なぜなら、ニューヨーク証券取引所のデータと「スマートコントラクト」が処理できるデジタルデータとは仕様が異なっているので、そのままでは「スマートコントラクト」は対応できないからだ。
これを可能にし、「スマートコントラクト」が外部のあらゆるデータを処理できるようにしたプロジェクトが「チェインリンク」だ。「チェインリンク」は「オラクル」と呼ばれるプラットフォームを開発し、外部のあらゆるデータを「スマートコントラクト」が処理できる形式に変換する。トークンの「LINK」は、外部のデータの提供者に報酬として支払われる。
公式サイト:
https://chain.link/
紹介ビデオ:公式ビデオはない。ユーザーによる解説のみ
https://www.youtube.com/watch?v=vied6FkvO00
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