コロナより政権に負担となった黒人差別
再選を狙うトランプ大統領にとっては、コロナ危機以上に大きな「お荷物」になった黒人差別への抗議行動。全米に広がり、暴動、焼き討ち、略奪とエスカレートし、州兵を動員したり夜間外出禁止令を出す都市も増えています。抗議行動は海を越えてロンドンやベルリンにも波及し、世界規模の抗議行動に発展してきました。反トランプを画策する勢力には、予想以上の「成果」と言えます。
「黒人容疑者圧死の動画世界に拡散」
5月25日にミネソタ州ミネアポリス近郊で起きた「事件」を映した動画は、瞬く間に世界中に拡散しました。この日、白人の複数の警官が黒人のジョージ・フロイド容疑者を逮捕する際、膝でフロイド氏の首を押し付け、彼が「息ができない」と訴えていたのを無視して抑え込み、その後フロイド容疑者は死亡しました。この模様を一部始終撮影し、動画を公開した人がいました。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)