準備不足の経済再開で大きな代償も
「続々と経済再開」
政府は全都道府県で緊急事態宣言を解除し、経済を段階的に再開させました。東京では6月に入って「ステップ2」に進み、飲食店の営業時間制限が緩和され、デパートやスポーツジムなどでも営業が再開されました。朝晩の通勤時の交通機関の混雑度は、コロナ前の水準より3割から4割低下していると言いますが、それでも「密」となり、通勤客には感染の不安を与えています。
しかし、感染者数がひところより減ったとはいえ、当局からの精神論に訴えた「お願い」に依存する再開で、ルール、縛り、罰則のないまま、漠然と再開された感が否めません。すでに都府県をまたいだ観光地への移動が多く見られ、「お願い」に反してマスクなしで談笑する「お友達グループ」が目立ちます。ソーシャルディスタンスが守られている場は公共機関などむしろ少数派のようです。
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