『NEWSを疑え!』第868号(2020年6月8日特別号)
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https://readyfor.jp/projects/kazuhisa_ogawaをご参照ください。
【今回の目次】
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・群で行動する無人航空機は大量破壊兵器という指摘
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・拉致問題と御用聞き外交(小川和久)
米空軍大学の戦略抑止研究センターは5月、無人航空機の「群れ」は大量破壊兵器の条件を満たすとする論文を公表した。筆者のザカリー・カレンボーン氏は、アメリカ船級協会の子会社ABSグループのコンサルタントで、群で行動する場合の無人航空機は多数の人間を殺傷し、戦闘員と非戦闘員を区別しない大量破壊兵器に当たるとしている(船級協会は、船舶と設備の技術上の基準を定め、設計を確認し、建造から就役後まで繰り返し検査して基準に沿っていることを保証する非政府組織。日本には日本海事協会がある)。カレンボーン氏は触れていないが、米陸軍はそのような群れで行動する無人攻撃機を開発中で、論文は時宜にかなった問題提起となろう...
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