「体と心のセックス・ライフ」Section-815『由貴と絵理の妊活（１）』

♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　　　　　★　体と心のセックス・ライフ　★　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　≪　Section　〜８１５〜　≫ 　　　　　　　　　　　『由貴と絵理の妊活（１）』 　　　　　　　　　　　 ……　2020/6/13号　…… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ Section-815『由貴と絵理の妊活（１）』 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　由貴と絵理は、以前からオレとの子供を産みたがっていた。 　ふたりはまだ若いから、もう少し先にしようと説き伏せた。 　先に、年上の麻由美と涼子が出産し、ナナも第二子としてオレとの子を妊娠 中。子供が増えると、いろいろと大変だというのも理由のひとつだった。 　ナナと麻由美と涼子の子を、由貴と絵理も世話をする。それが母親になるた めの、予行演習にもなっている。 　同時に、子供を欲しい気持ちが高まり、次は自分たちの番……と、待ちわび ていた。 　その気持ちは、オレの心にぐさりと刺さる。 　だが、みんなが産休・育休になったらどうする？ 　未婚の母ということで、退職することになるかもしれない。世間は未婚の母 には冷たかったりする。 　子供を産むかどうかは、経済的な問題ともリンクしている。