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山崎和邦の投機の流儀vol.419

山崎和邦 週報『投機の流儀』
▼419号 ---------- 2020/06/14 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山崎和邦の投機の流儀 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 今週号の目次 】 ■ 第1部;当面の市況 (1)激動の週後半二日間は既報で既述した通り6月メジャーSQ日に向かったセミ・バイング・クライマクスを形成し、結果は穏やかに週を閉じた。しかし、今週穏やかに始まってもNYは不安定になる可能性はある (2)米ナスダック、2月に付けた史上最高値を6月8日で塗り替えた。そしてNY市場は10日に、コロナ第2波による経済悪化を懸念してという名目で史上4番目の下げを演じた (3)日経平均3ヶ月半ぶりのレベルにまで、6月8日(月)に2万3,000円台を回復したが2万3000円台は「三日天下」で11日(木)には早くも2万3000円割れとなった (4)中長期の見方:「半値戻りは全値戻り」――このアテにならない口伝は、今回は当たった (5)「実勢悪」を売る段階であるが株だけは高値圏内に居る。この現実を認め如何に行動するか、を考えよう ■ 第2部;中長期の見方 (1)「株価は経済実勢を映す鏡である」――この言葉ほど誤解を招く言葉はない (2)世界各国で空前の規模の財政支出が執行されている →「コロナ・バブル」発生装置になるのか (3)「バブルは忘れた頃にやって来て」そして陶酔の中で崩壊する (4)日本株について二番底の有無を問う質問 (5)コロナ後の経済について武者氏が言うところは要約すると、次の3つだ (6)個人投資家の「利食い売り」と買い遅れた筋の狼狽買い (7)日本人の「廉恥の精神」を見抜いて緩い対策で奏功した安倍政権の緊急事態対応(いわゆる「結果オーライ」かもしれないが政治営為はマックス・ウェーバーを持ち出すまでもなく「結果責任の倫理観」だ) (8)景気の「谷」はいつか ――あるいは直近の株価が表しているように「既に通り過ぎようとしている」のか? 

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  • 山崎和邦 週報『投機の流儀』
  • 大学教授(国際金融論、日本経済特殊講義)かつ投資歴61年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用(セルサイドの立場)。後半は自己資金で金融資産を構築(バイサイドの立場)。現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学で講義(研究者の立場)。メルマガはこの三つの立場から相場の深層を述べるという趣旨です。メルマガ内で2018年秋以降「アベノミクス相場の大天井圏内にある」と指摘し、現金保有高を高めるように警告。2020年3月15日号で「百年、兵を養うはこの一日に用いんがため」と断言し、その4日後、3月19日に日経平均は1万6500円の大底をつけ、11ヶ月後には3万700円と1.8倍になった。
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