崖っぷちの習近平政権
米中関係は、昨年まで表向きの「対立」とは裏腹に、裏でトランプ・習近平両首脳が手を組む「出来レース」の感がありました。ところが事態が変わりました。今や「本気度」を増したトランプ政権との軋轢が習近平政権を追い込み、香港問題など内政でも焦りを見せるようになりました。これに付け込むように、トランプ政権の中国たたきはエスカレートしています。これに対抗する北京政府の弱体化が目立つようになりました。
「米が習近平に見切りをつけた?」
トランプ政権の対中国姿勢が強硬になったことはすでに周知となりました。トランプ政権の内部で政治バランス、力関係が変わり、中国親派のキッシンジャー、ロスチャイルド勢力が弱くなる一方で、故デビッド・ロックフェラー系の勢力が復権しているようです。これが対中国強硬論につながり、習近平主席の位置づけも弱くなりました。
トランプ政権がすでに習近平氏に見切りをつけた可能性があり、それが中国たたきをエスカレートさせている面があります。今や中国たたきはトランプ陣営の大統領選挙戦略の重要な柱になっています。
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