見えてきたコロナ危機の深刻度
新型コロナウイルスの感染拡大が「パンデミック」となり、世界の感染者は806万人、死者は44万人を超えました。その中で日本の感染者1万7668人、死者数935人(いずれも18日現在)は主要地域の中でも目立って少なく、麻生大臣は「民度の問題」と胸を張りました。しかし、経済の実態が見えてくるにしたがって、コロナ危機の深刻度が高まっています。
輸出は、今や世界の感染の中心となりつつある米国大陸向けが半減し、中国向けは下げ止まりを見せています。それでも「外需」は4-6月のGDPを4%近く押し下げる勢いです。GDPの6割を占める個人消費はさらに大きな足かせとなってGDPの足を引っ張っていますが、分野によって明暗が大きく分かれているのも、コロナ禍ならではの特色です。
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