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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 026
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、中国インバウンド客がいつ頃戻ってくるかを考えます。
もちろん、正確な答えは誰にもわかりません。
しかし、コロナ禍により打撃を受けたのは、日本の観光業ばかりでなく、中国も、そして世界中の観光業が大きな打撃を受けています。中国では、多くの地域で完全に終息をして(北京の一部でクラスターが起きてはいますが)、飲食店などは徐々に以前の賑わいが戻ってきているというものの、現地の人の多くが「出足は鈍い」と言います。
外出禁止の間に、自宅で料理する、フードデリバリーを注文するということに慣れてしまい、それはそれなりに楽しめるため、その習慣を終息後も続けている人が多いのだといいます。外食はなんとなく不安。これが5回いくところを4回にしてしまい、出足の鈍さにつながっています。
旅行もまったく同じです。終息をしたから、どこかにいって骨休めをしたいと言うものの、やっぱり「もう少し経ってから」になってしまいます。この、みんなが「5回が4回になってしまう」現象が、業界にとっては大きな減収につながってしまうのです。
そのため、各調査会社が、旅行に関するアンケート調査を始めています。あくまでもアンケート調査なので、その回答通りに実際の旅行需要が推移するとは限りませんが、関係者は少しでも需要予測をしたいのだと思います。
今回は、その中でも、中国社会科学院旅行研究センターが中心になって行った大規模調査を元に、中国人の旅行の意向がどうなっているかをご紹介し、日本へのインバウンド客がどうなるかを考えてみたいと思います。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 026
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