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山崎和邦の投機の流儀vol.421

山崎和邦 週報『投機の流儀』
▼421号 ---------- 2020/06/28 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山崎和邦の投機の流儀 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お詫びの上で訂正致します。 6月21日号の一部分を、お詫びの上で訂正させて頂きます。 下記は、ゼミ友T氏から来たメール 「ピトケアン諸島、英国の太平洋地区の唯一の領土」と記録にあります。 ”フォークランドゆえに英国は環太平洋諸国と見做される”の論理は無理がありそうです。 (ref.山崎週報6/21号、第1部(4)バイデン大統領・・・)。 以下は山崎; 上記の通り、フォークランド諸島をピトケアン諸島に訂正いたします。 TPPの正式名称は、「環太平洋パートナーシップ」です。名称からすれば環太平洋の国ではない英国は参加できないことになりますが、T氏は前掲のように英国は太平洋地区の領土を持つと言っているし、彼は私と違って正確な人です。 一方、外務省筋によると、英政府はTPPの参加条件に地理的な制約がないことを確認しています。「それでは中国も入れるから俺も入れろ」と中国が言ってくるだろうが、そうなっても中国のような透明性のない国はほかの諸国が反対して入れないでしょう。平成初期の日本の対中外交の大過誤、米国の調楽観論の対中外交の過誤(両方とも既報で既述)を、TPPメンバーは見ているはずです。中国を入れたら、中国包囲網ができません。 【 今週号の目次 】

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  • 山崎和邦 週報『投機の流儀』
  • 大学教授(国際金融論、日本経済特殊講義)かつ投資歴61年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用(セルサイドの立場)。後半は自己資金で金融資産を構築(バイサイドの立場)。現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学で講義(研究者の立場)。メルマガはこの三つの立場から相場の深層を述べるという趣旨です。メルマガ内で2018年秋以降「アベノミクス相場の大天井圏内にある」と指摘し、現金保有高を高めるように警告。2020年3月15日号で「百年、兵を養うはこの一日に用いんがため」と断言し、その4日後、3月19日に日経平均は1万6500円の大底をつけ、11ヶ月後には3万700円と1.8倍になった。
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