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第596回 抗議運動の隠されたアジェンダと壮大な計画 後編、パーカーの最新予言
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▼今回の記事
今回は、「抗議運動の隠されたアジェンダと壮大な計画」という一連の記事の最後として、現在起こっているアメリカ国内の混乱と、ダボス会議が宣言したリセットとの関係を書く。これから数年で本当にリセットされるかもしれない。7月4日が焦点になるだろう。
最後に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーの最新予言を紹介する。非常に興味深い内容だ。
▼混乱が続くアメリカ、隠されたアジェンダ
それでは早速今回のメインテーマを書く。「抗議運動の隠されたアジェンダと壮大な計画」という一連の記事の最後である。
一時ほどの激しい暴力は見られなくなったものの、アメリカ国内の混乱はいまだに収まる気配はない。「BLM」の抗議運動の焦点は、全米各地にある歴史的なモニュメントの撤去になってきている。人種差別の視点から、アメリカの歴史を再解釈して、これを批判する動きである。6月19日時点の少し古いデータだが、以下が撤去や攻撃が行われている歴史的なモニュメントだ。全米に拡大している。
・ニューヨーク州、アルバニー
市庁舎前にあるフィリップ・シュイラー少将の銅像の撤去を市長が指示。シュイラー少将はアルバニー最大の奴隷所有者であった。
・ニューメキシコ州、アルバカーキー
アメリカ大陸を征服した初期のスペイン人航海者のモニュメントの撤去が要求された後、破壊された。
・バージニア州、アレキサンドリア
131年間あった南軍兵士を記念する銅像が撤去された。7月に撤去の予定だったが、破壊を恐れた市当局によって撤去が早まった。
・アラバマ州、バーミンガム
南軍の将校、チャールズ・リンの銅像が抗議運動の参加者によって引き倒される。市長は南軍の兵士を記念したオベリスクの撤去も約束。
・マサチューセツ州、ボストン
クリストファー・コロンブスの銅像から首が切断される。コロンブスはスペインによる現地人の奴隷化と残虐な扱いに先便をつけたとされている。市長は後に銅像そのものを撤去した。
・イリノイ州、シカゴ
アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンの銅像が破壊される。銅像にはペンキが塗られ、首には白いフードがかぶされた。
・テキサス州、カレッジステーション
南軍のサリバン・ロス将軍の銅像が破壊される。銅像には「人種差別主義者」と「BLM」というメッセージがペイントされ、さらに頭部はLGBTを表すレインボーカラーのかつらがかぶせられた。
・テキサス州、ダラス
南軍に志願したテキサスレンジャーの銅像が市当局の指示で撤去される。
・ミシガン州、ディアボーン
人種差別主義者であった元ディアボーン市長、オービレ・フバードの銅像が人種差別主義の象徴だとして撤去される。
・テキサス州、エルパソ
エルパソ国際空港にあったホワン・デ・オニャテの銅像が撤去される。オニャテは16世紀のスペインに使えたコンキシタドール。米南西部を開拓した。人種差別主義者として告発されたようだ。
・バージニア州、フレデリクスバーグ
奴隷のオークションに使われたブロックが撤去される。ブロックの撤去はかなり以前から要求されていた。
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