日本型および東アジア型のコロナ抑制策は、「マスク着用と手洗い
うがい、ソーシャルディスタンスなどを守るという公衆衛生の徹
底」と、「コロナ感染者の検査、追跡、隔離の徹底」という二本立
になっています。
こういった東アジア型の「コロナ抑制策」は、素朴かつ地道で、感
染対策しては原始的なものでした。
しかしながら、こういった素朴かつ地道な「抑制策」の徹底こそ
が、新型コロナの抑制に、がぜん効果がありました。
欧州は、この東アジア型のコロナ抑制策をとことん見習いました。
欧州は、東アジアに一歩遅れたものの、コロナ抑制に成功しまし
た!!♪
あのイタリアも今では人々はマスクを着用するようになり、感染
の接触者を追跡、感染封じこめに成功しています。
欧州では「感染第二波の封じ込め」に自信を強めて、経済活動も急
回復しています。
ところが、多くの人々が「タフガイ」を自任したがるアメリカは、
この欧州とはとても対照的です。
アメリカ人は、トランプ大統領を筆頭に、東アジア型のコロナ抑
制策を導入するのにしばらく抵抗しました。
そういった中、アメリカでは、
1日当たり感染者数は6月23日には3万5000人を、
28日には4万5000人を超え、過去最多を更新してしまい
ました。
今週に入ってからはいよいよ5万人に達してしまいました。
アメリカでも、高齢者は引き続きステイホームを守っているので、
新規感染者は若者が中心です。
ですから、感染者急増の割には、死者数は増えていません。
(死者数が増えていないので、目下のところ感染者急増に株価が
反応しないで済んでいます。)
ところが、今週に入ってから、さすがにあのアメリカでも、「東
アジア型の公衆衛生」を見習おうとする動きが大きくなっていま
す。
トランプ大統領もついにというか、とうとうというか、マスク着
用の有効性を認ました。
これはとても良いことです!♪
もしかしたら、あのアメリカも「感染第二波」を妨げられる
かもしれません・・・・・。
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