《抜粋》
2020年以降のアメリカの景気回復について、経済専門誌:バ
ロンズ誌は、「弱気」と「基本」と「強気」の三つのシナリオを紹
介しています。
「弱気シナリオ」:ワクチンは2022年まで実用化されず、20
20年のアメリカ実質GDP成長率が10.2%~17.2%減、S&P5
00が現水準から20%安。
「基本シナリオ」:2021年半ばまでには大規模なワクチンや治
療薬の生産開始、1兆ドルの追加経済対策の実施、S&P500は2,900
~3,300へ。
「強気シナリオ」;ワクチンの広範囲は2020年末に前倒しされ
る、2020年の米実質GDP成長率わずかは2.2%減、S&P500
は3,400超えへ。
以上の三つのシナリオからもわかるように、
今後のアメリカの株価の見通しは、
・「ワクチンや特効薬の開発」が成功するかどうか、
・それがいつかは成功するとしても、その成功するのは具体的
にいつ頃なのか?
によって、今後のアメリカ経済および世界経済は、大きく左右さ
れるということです。
そして、目下のところ、
現在進行形の景気回復は、「基本シナリオ」と「強気シナリオ」の
中間の軌道を描いているようにも見受けられます。
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