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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』第388号2020.7.7配信

クルマの心
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■            伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』               第388号2020.7.7配信分 ●なんとかかんとか8年間続けられました。これからもよろしくお願いします  7月7日は本メルマガ『クルマの心』の創刊記念日。2012年に有料配信として 始めた。そもそものきっかけは今世紀に入って50歳の働き盛りに差し掛かった 時の躓きにあった。少し余談めくが、そこに至る経緯を振り返っておこう。 忘れもしない2005年9月。トヨタ自動車は、1989年に当初は北米専用プレミ アムプランドとして立ち上げたLEXUS(レクサス)を国内導入。すでに欧州その 他の地域に販路を拡げていたが、唯一日本市場だけが取り残されていた。この 国には自前の高級車ブランドは馴染まない。誰が決めつけたのか分からないが、 日本製プレミアムブランドはこの国には根付かないことになっていた。  1980年代にいち早く北米での現地生産(オハイオ州メアリズビル)を開始し ていたホンダ(1982年)が、まずアキュラというプレミアムチャンネルを立ち 上げる。レジェンドもNSXも当初からアキュラのフラッグシップとして企画 されている。今なおアキュラを国内展開しないことからホンダ〇〇〇と名乗る が、いずれも商品企画としてはアキュラ。デザインテイストもホンダとは異な る。ホンダが国内販売の2倍以上をアメリカで売り上げている事実を多くの日 本人は知ろうとしないが、今や世界一の自動車市場と化した中国でも同様の存 在感を有していることはきちんと把握しておかないといけない。  次いでホンダの翌年にテネシー州スマーナに工場進出した日産がインフィニ ティを立ち上げた。タイミング的にはヴィンテージイヤーとして語り継がれて いる1989年。トヨタのレクサスと足並みを揃えるように展開された。トヨタは

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  • クルマの心
  • 価値観が大きく変化しようとしている今、なすべきことは何か? このまぐまぐ!のメルマガ『クルマの心(しん)』を始めて多くのことに気づかされました。ずっとフリーランスでやって来て40年、還暦を迎えたこの段階でまだまだ学ぶことが多いですね。どうしたら自動車の明るい未来を築けるのだろうか? 悩みは尽きません。新たなCar Critic:自動車評論家のスタイルを模索しようと思っています。よろしくお付き合い下さい。
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