ギャップを放置するか、それを何かのチャンスと捉えるかということだと思います。
ある会社の常識は、よそから見るとそうじゃないという経験はしてきました。
広く視野を持つと盲目的に従うことが馬鹿らしく思えるし、他人から見たら
些細な差異でも、自分の問題意識にできると思うんです。その後始めた
コワーキングやシャルソンの事業も同様の発想から生まれています。
そして、いろいろな実験を繰り返した結果、新しいことを始めると必ず「大丈夫?」
とか心配したフリをして潰しにくる人がいることがわかりました。いわゆる専門家
と言われる中小企業診断士とか外食コンサルタントが最たるものですが、
親しい友人やスタッフが親身になって妨げてくるかもしれません。もちろん、
彼らは悪気があるわけではありません。それを知っていたら、初めて起業する
ときはもっと気が楽だったと思います。
パクチー料理専門店をやるんだと宣言したばかりのとき、一般的なビジネスで
会社が回るようになってから特殊なことをすべきだとアドバイスをくれる人が
多かったです。そういうのってセオリーに則っているし、それっぽく聞こえるん
ですよね。でも、実際はパッションの芽を摘んでしまう発言なんです。それを
聞いて、そんなにやりたくない事業・興味のない業態に手をつけて、いつか
本当にやりたいことをやるのが流れみたいに言う人がいるけれど、そうやって
一度もパッションを発揮できない人がたくさんいると思います。
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