<前立腺がん診療と骨の健康 その1 なぜ骨の健康が重要なのか>
前立腺がん診療で声高に言われるのは『骨の健康』です。
簡単にまとめると、
1. 前立腺がんは高齢者の病気である。高齢者では、骨の健康が重要。
2. 進行前立腺がん、転移性前立腺がんでの遠隔転移は、骨転移が多い
3. 治療に使われる内分泌療法、新規内分泌療法薬、ステロイド剤は骨の健康に有害!?
4. 進行前立腺がんで悪化して、亡くなる場合の最大の原因は骨転移である
<前立腺がんは高齢者の病気である。高齢者では、骨の健康が重要。>
前立腺がんは40代で見つかることはほとんどありません。PSAの検診などがない時代は、70代、80代の病気でした。前立腺がんは高齢者の病気と言い換えてもいいぐらいでしょう。
高齢者は、生理的にも骨粗しょう症のハイリスクであり、骨の健康が、生活の質を落とさないためにも重要な課題です。
前立腺がんの治療は、高齢者に対する治療が多いので、骨の健康には十分留意する必要があります。
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