「岸破進太」が永田町に出現！【No.407】

◆「岸破進太」（きしばしんた）が永田町に現れた！ 次期総理の呼び声が高い「出走馬」にはあだ名がつく。 かつては三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘の各氏から一文字ずつ取り「三角大福中」と名付けられた。 名付けられた5人は派閥の合従連衡を繰り返し総理大臣に就任した。 最近では麻生太郎、谷垣禎一、福田康夫、安倍晋三の各氏から一文字ずつ取り「麻垣康三」と言われた。 政治評論家の有馬晴海氏が命名したとされる。 谷垣氏は残念ながら自民党総裁のみで総理になることは出来なかったが、他の3人は総理大臣に就任している。 民主党政権を経て自民党が政権に復帰してから安倍総理が憲政史上最長の長期政権を維持したため次期総理のレースになかなか関心が集まらなかったが、安倍政権の支持率が低下するにつれて次期総理に誰が就任するのか関心が高まっている。 筆頭は石破茂元幹事長だ。 どのマスコミの世論調査でも、「次期総理になってほしい人」ではトップを走っている。 次は岸田文雄政調会長だ。 安倍総理は何としても岸田氏に禅譲したい意向だと言われており、議員票では勝つ可能性がある。 国民的人気が根強いのが小泉進次郎環境大臣だ。 大臣就任後は失速気味だが、人気は依然としても根強い。 最後に河野太郎防衛大臣だ。 「タカ派政権が続いた後はハト派」というのが自民党の歴史だ。 イージスアショアを取りやめたことでハト派のイメージがより強くなった。 他にも菅義偉官房長官、稲田朋美氏などの名前も上がるが、野球でたとえれば、菅さんはワンポイントリリーフのイメージがあるし、稲田さんはまだ……