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欧米を敵に回した中国、香港問題で払う代償莫大。早くも巣ごもり経済覚悟の悲壮感

勝又壽良の経済時評
  • 2020/07/13
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一国二制度破棄の落し穴 他国民の中国批判も処罰 香港ビジネスは衰退必至 超強気の中国外相が白旗 中国の習近平政権は、やたらと民族主義を振りかざしている。民族主義とは、自国領土が他国に支配されている場合、その回復を求める政治運動である。中国が、民族主義を煽り立てる客観的な状況にないことは明白である。他国から占領されていないのである。習近平氏は、自分の政治的野心を満たす手段として、この民族主義を利用している。周辺国の領土を侵害し、グローバルな自由世界へ大きな障害をもたらしているのだ。 中国経済は、グローバルな世界経済システムの利用により、発展することができた。自由貿易の利益を最大限に吸収して、GDPが世界2位へ上り詰めることに成功した。ここから、習氏の野心が芽生えたのだ。民族主義を悪用して、南シナ海への不法進出を始めたのだ。無意味に、周辺国と軍事摩擦を引き起しているのである。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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