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「”生命保険は掛け捨てがいい”という大誤解」「会社と社員の新しい形”業務委託契約”とは?」

大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 2020/07/16
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●「生命保険は掛け捨がいい」という誤解 昨今、生命保険について大きな誤解がされています。 それは「生命保険は掛け捨てがいい」という誤解です。 なぜ生命保険は掛け捨てがいいという噂が広まっているかというと、その理論 は次のようなものです。 「生命保険には貯蓄性のある保険と、貯蓄性のない掛け捨て保険がある」 「貯蓄性がある生命保険は、利率が非常に低いので、まったく意味をなさない、 それよりは、掛け捨ての生命保険に入って、保険料を安く抑える方がいい」 というわけです。 しかし、これはすべての人に当てはまることではありません。 というより、大半の人にとって、これは当てはまりません。 というのも、この理論には、「税金」という観点がまったく抜け落ちているか らです。 現在の税制には、「生命保険料控除」というものがあります。 生命保険料控除というのは、生命保険に加入している場合、一定の所得金額を 控除できるというものです。 この生命保険料控除で安くなる税金分を考慮すれば、「掛け捨ての生命保険は 決して有利ではない」のです。 生命保険に加入することによって得られる節税額を考えれば、貯蓄型の生命 保険も決して悪いとはいえないのです。

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  • 元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授。「正しい税務調査の受け方」や「最新の税金情報」なども掲載。主の著書「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)
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