一旦、ワクチンや特効薬の開発に成功したならば、早晩インフレ
率が4~5%と、「極めて強い経済」が誕生することでしょう。
そして、
「極めて強い経済」時代は、「コロナ前」とは「全く様変わりした」
世の中になるでしょう。
各々の企業は、
「コロナ危機で解雇した従業員たち」のほとんどを呼び戻さなく
ても「経営に全く支障が出ない」ことに気がつき始めます。
労働者の多くは、ITやロボットに代替されて、職場に復帰できな
いでしょう。
かくして、「無用階級」と呼ばれる「構造的な失業者」が大量発生
することでしょう。
来年または今年終わりあたりには、多くの投資家たちが、
「利回り1%に満たない国債運用ではインフレがヘッジできな
い!!!株式の配当をゲットしないと、インフレから自分の金融
資産(=財産)の目減りを守れない!!!」ということに、続々と
気が付き始めるでしょう。
かくして、1980年から40年間の長きに及んだ「債券の強
気相場」が、2020年末から2021年初めあたりに(?)つ
いに、終わることになるでしょう。
遅かれ早かれ「デフレ懸念による債券の時代」が終わり、「インフ
レ懸念による配当株の時代」が訪れることでしょう。
振り返ると、
「債券から株式へのシフト」は、第2次大戦後の1950年代にも起
きました。
(このメルマガの創刊当社にかなり詳しく解説しました!!♪)
1950年代でも、インフレ率が上昇するのに、金利は極度に低
く押さえられていたので、多くの投資家たちは「インフレに比べ
ると、受け取る利金の少なさに辟易(へきへき)」して、「債券から
株式への大きなシフト」が起きました!!♪
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