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【痛くない死に方 2020年第26号】医者も看護師もいないところで「コロナ看取り」になったら…?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2020/07/17
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【2020年 第 26号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 皆さん、こんばんは。長尾和宏です。しばらくギンギンの太陽を見ていない。 ちょっと腰が痛い今日この頃。なんとなく鬱々……低気圧のせいもあるでしょう。 本当に今年の天気はどうかしています。 今年ばかりは、夏の太陽ではしゃぐことは許されぬということなのでしょうか。 そんななか、来週末が4連休であることを、つい最近知りました。僕にとっては カレンダーの赤い日なんてあまり関係ないのですが、あれ? 7月に連休なんて あったっけ? と不思議に思ったのです。 「院長、その日は本来、オリンピックの開会式だからお休みだったんですよ」 と秘書に言われて気が付きました。 そうか、本来ならば、来週からオリンピックだったのか――コロナ、豪雨、その他 鬱々としたニュースばかりで、まったくイメージが湧きません。 あらためて、オリンピックを「延期」としたのは、大正解だったでしょう。 まあ、開催も延期も中止も、IOCが決めることで、東京にも日本政府にも決定権は そもそもないと聞きますが。 もしも、IOCのバッハさんが、「何がなんでも今年オリンピックをやりなさい」と 言っていたとしたら??? おそらく、東京の感染者数は、隠蔽されていたでしょう。 おそらく、今回の豪雨被害も、隠蔽されていたでしょう。 おそらく、全国のクラスターはなかったことにされているでしょう。 「日本のコロナはアンダーコントロールされている」と、以前も聴いた根拠なき 論旨が今頃また空虚に流れていたのではないか……それってまるで大本営発表? しかし、今年見込んでいたオリンピック景気がダメになり、このままじゃ我が国 のGDPはがた落ちだ! さてどうする? 経済を回せ! オリンピック開会式が あったはずの7月4連休にあてこんで、経済を回そうぜ! そして思いついたのが、 「Go To キャンペーン」だったとしか、もはや思えません。

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
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