「体と心のセックス・ライフ」Section-820『由貴と絵理の妊活（６）』

♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　　　　　★　体と心のセックス・ライフ　★　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　≪　Section　〜８２０〜　≫ 　　　　　　　　　　　『由貴と絵理の妊活（６）』 　　　　　　　　　　　 ……　2020/7/18号　…… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ Section-820『由貴と絵理の妊活（６）』 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　呼吸が落ち着くのに、しばらく時間がかかった。 　火照った体は汗びっしょりで、密着した肌が滑るほどだ。 　由貴は口を半開きにして、うっとりした表情を浮かべる。オーガズムが突き 抜けて、放心状態なのだ。 　オレたちは正常位のまま、動けずにいた。 　ペニスは射精したが、まだ勃起したままだ。膣は収縮して、ペニスを包みこ むように圧迫している。それがペニスの刺激となり、勃起を持続させる。 　射精しても勃起を維持できるのは、オレが身につけた特技でもある。それは 長年のセックスで……回数にすれば、ざっくり計算すると５万回以上……の末 に辿り着いた、オレのセックス能力だともいえる。 　５万回というと、いかにも多いように感じるかもしれないが、食事は１日３ 回、１年で1095回、30年で3万2850回だ。食事の回数よりはセックスの回数の 方が多いから、軽く５万回は超えるというわけだ。 「今までで、最高のセックスかも」 　由貴はいった。