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米中は戦うのか、第一次世界大戦前夜と類似状況、習氏の錯誤が招く開戦危機

勝又壽良の経済時評
  • 2020/07/23
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中国の外交孤立が招く暴走 新興国に共通の思い上がり 中国国防大学教授の反省録 米の実力見誤ると亡国の淵 米中対立は、抜き差しならぬものになってきた。中国が、香港との「一国二制度」を破棄して、7月1日から「香港国家安全維持法」を導入したためだ。中国は、1997年の中英協定によって、50年間の「一国二制度」を約束しながら、英国との協議もせず一方的に破棄する行為にでた。 この中国の協定破りは、香港の人権を根本的に蹂躙するもので、欧米や日本などの民主主義国が一斉に反発している。こうして、従来の米中対立は一挙に、民主主義vs専制主義の対立へとエスカレートしている。中国としては、最悪の事態を迎えている。EU(欧州連合)は、これまで米中貿易戦争から距離を置いて、対中ビジネスを優先する姿勢を貫いてきた。そのEUの中国観が現在、大きく揺らいでいる。米国と同様に、反中へと舵を切ったのだ。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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