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【痛くない死に方 2020年第27号】京都安楽死事件  亡くなった彼女の心の叫び

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2020/07/24
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2020年 第 27号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 皆さん、こんばんは。長尾和宏です。 今日はあまりにも多忙を極め、配信が遅くなってしまい申し訳ありません。 本当ならば今日はオリンピックの開会式、だったのかな? 今頃、私たちはテレビにかぶりつきながら祭りの夜を楽しんでいたはず……あまりに もリアリティがないですね。もう、それどころやない、というふうに思っている人も 多いでしょう。オリンピック、もう、ええんちゃう? と。それどころか東京にいる 知人たちが嘆いています。東京差別が凄まじいと。 今のメディアの煽り方には大きな疑問を感じますし、アホみたいに陽性者だけを発表 することになんら意味があるのか、首を傾げている人は多いのではないでしょうか? 昨日は、1日あたりの国内新規感染者が過去最多(966人)ということでメディア は大騒ぎをしていました。それだけPCR検査を受けた人が増えたのです。さらに、 第一波の3月と何が違うかといえば、陽性者が増加していても、それに比例して死者 が増加はしていないということ。これは、日本だけではなく世界的にそういうデータ が出始めているようです。なぜか? 解明はまだされていないですが、多くの研究者 が、コロナウィルスの弱毒化について、語り始めました。 →「どう猛な虎がヤマネコに変わった」と、イタリアで患者の治療に当たったサンマ ルティノ病院感染症部門の医長マテオ・バセッティ教授が英国紙ザ・テレグラフのイ ンタビューに答えている(6月20日) 以下、同教授の話。 「ウイルスは劇的に変異したというのが私の印象。3月から4月始めにかけての状況 は今とは全く違った。緊急治療室に運ばれてくる患者の容態は極めて重く酸素吸入が 必要で、肺炎を発症しているものも少なくなかった。それが今は、この4週間を見る 限りでは、患者の症状は極めて軽症に変わった。  呼吸器官内のウイルスによる負荷が軽減されたと考えられる。恐らくウイルス自身 の突然変異の結果と考えられるが、これはまだ疫学的に証明されたわけではない。

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