2020年 第 27号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
皆さん、こんばんは。長尾和宏です。
今日はあまりにも多忙を極め、配信が遅くなってしまい申し訳ありません。
本当ならば今日はオリンピックの開会式、だったのかな?
今頃、私たちはテレビにかぶりつきながら祭りの夜を楽しんでいたはず……あまりに
もリアリティがないですね。もう、それどころやない、というふうに思っている人も
多いでしょう。オリンピック、もう、ええんちゃう? と。それどころか東京にいる
知人たちが嘆いています。東京差別が凄まじいと。
今のメディアの煽り方には大きな疑問を感じますし、アホみたいに陽性者だけを発表
することになんら意味があるのか、首を傾げている人は多いのではないでしょうか?
昨日は、1日あたりの国内新規感染者が過去最多(966人)ということでメディア
は大騒ぎをしていました。それだけPCR検査を受けた人が増えたのです。さらに、
第一波の3月と何が違うかといえば、陽性者が増加していても、それに比例して死者
が増加はしていないということ。これは、日本だけではなく世界的にそういうデータ
が出始めているようです。なぜか? 解明はまだされていないですが、多くの研究者
が、コロナウィルスの弱毒化について、語り始めました。
→「どう猛な虎がヤマネコに変わった」と、イタリアで患者の治療に当たったサンマ
ルティノ病院感染症部門の医長マテオ・バセッティ教授が英国紙ザ・テレグラフのイ
ンタビューに答えている(6月20日)
以下、同教授の話。
「ウイルスは劇的に変異したというのが私の印象。3月から4月始めにかけての状況
は今とは全く違った。緊急治療室に運ばれてくる患者の容態は極めて重く酸素吸入が
必要で、肺炎を発症しているものも少なくなかった。それが今は、この4週間を見る
限りでは、患者の症状は極めて軽症に変わった。
呼吸器官内のウイルスによる負荷が軽減されたと考えられる。恐らくウイルス自身
の突然変異の結果と考えられるが、これはまだ疫学的に証明されたわけではない。
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