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韓国は分裂社会、支持層だけに顔を向ける文政権、日韓の高齢化率逆転20年早まる

勝又壽良の経済時評
  • 2020/07/27
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文政権と李朝の類似点 独の全体主義と関連性 独善主義が国を滅ぼす 韓国民間債務が危機 韓国は分裂社会である。保守派と進歩派に分かれて争っている。この両者は、永遠に交わることはないであろう。特に、進歩派が見る保守派は、敵対的勢力に映るようである。これでは、韓国社会が統合して大きな力を発揮できるはずがない。進歩派は、保守派=親日という位置づけである。韓国社会では、日本を巡る姿勢で「親日」「反日」と色分けし、不倶戴天の争いだ。 最近の事例では、朝鮮戦争で韓国を救ったペク将軍が戦前、日本軍将校であったという理由で、朝鮮戦争の偉功をすべて帳消しにし、ソウル国立墓地への埋葬を拒否するという徹底ぶりである。韓国政府は、こういう冷遇をして平然としている。それが、文政権支持者に報いる決定であるからだ。 韓国初代大統領の李承晩の没後55周年記念式で、政府代表の挨拶は「李承晩大統領」と呼んだのは冒頭の一回だけ。後は一貫して「博士」であった。この李承晩冷遇の理由も、「親日」である。親日派官僚を登用したのが理由だ。朝鮮総督府が瓦解して、韓国政府ができても、人脈は総督府系(親日)に頼らざるを得なかったであろう。文政権は、これを認めないのだ。抗日派を虐待したと見ている結果である。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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