/ 2020年7月27日発行/第172号
たまさぶろの人生遊記 第172号〜 書くという行為、きらきら女子向け原稿
このメルマガでも時折、取り上げている雑誌の「創刊号」連載は、『Time Out Tokyo』さんで継続中なれど、新型コロナの影響下、「他記事のUPDATEを優先したい」という編集者の心無い方針により、ちょっとお休みが続いている。
それはそれで大層さみしい限りではあるものの、この創刊号連載のおかげで、ひょんなお仕事がやって来る。ひとつは朝日新聞の雑誌『AERA STYLE』さん。これはこれでもともと大学の同期が写真部長という、それはそれはえらーいお立場におり、その口利きで編集部へ挨拶に足を運んだ。
編集長に挨拶差し上げると、やはりそこは出版人、創刊号連載を熱心にチェックしてくれており、雑誌の隆盛を取り上げるなど、デジタルではなく本誌でのお仕事をお考えいただけるとのこと。ありがたや、ありがたや。これは本人も実に楽しみにしている。
またさらに、こちらの連載を目にした『ethica』<
http://www.ethica.jp/>という女性向けデジタル・メディアの編集長が、これまたお仕事をくださるとのこと。本連載が止まっている状況で、こうして関係者から着目されるのは、きわめてありがたい。
一方、こちらもSNSで呟ているが、朝日新聞の「かがみよかがみ」というこれまた女性向けデジタル・メディアも今月から担当している。こちらは本来の「原稿を書く」というミッションではなく、原稿を書く「若い女性を探して来る」という「パートナー開拓」がミッションとなっている。まぁ、若い女性を探す…というミッション、それはそれで私の得意分野なのだろうが(たぶん)、しかし、それにしても「原稿を書く」という点に結び付けるのが難点。
我々…というか私のような売文を生業としていると「書く」という作業は、とても自然な行為であり、ついつい用もないのに思いついた事象をつらつらとメモとして書き連ねてしまうもの。特に陽の目を見ない原稿でも、PC上の「メモ」というフォルダにしまい込まれ「いつか使えるんじゃないか」というスタンバイ状態にある。
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