こんばんは。
年金アドバイザーのhirokiです。
厚生年金に加入する時に、ひと昔前までは当たり前のようにあったものですが、厚生年金基金というものがありました。
平成9年頃に厚生年金基金というのは1800基金ほどあって、加入者数は1200万人ほどいました。
厚生年金に加入していた人(大体3500万人から4000万人)は、多くの人が厚生年金基金にも加入していたような時代だったんですね。
しかし今は、厚生年金基金というのはほとんどありません。
数個くらいはありますが、ほとんどは解散したか他の企業年金に移行していきました。
あと、本当は基金として支給するはずが、もう国に返還したとか(代行返上)。
よって、現在は厚生年金基金に新規で加入するという人はほぼいません。
ですが、昭和から平成にかけては厚生年金基金が盛んだったので基金の加入記録を持ってた人は現在の受給者の中には多く存在し、現在も基金から年金を受けているという人は普通にいます。
基金はほとんど消滅しましたが、その年金の原資は企業年金連合会というところが事務を引き継いで、現在も給付を行っています。
なので受給者の人は多くが企業年金連合会から給付されてたりします。
ちなみに企業年金連合会というのは中途で脱退したような人の基金年金の支払いをやっています。
たとえば加入していた基金にもよりますが10年未満とか15年未満で退職したとかだと、企業年金連合会からの給付になります。
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