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(1/2)【ソーシャルメディアは「公共圏」になりえるか】津田大介の「メディアの現場」vol. 401 part1

津田大介の「メディアの現場」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 津田大介の「メディアの現場」 2020.7.10(vol.401/part1) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ──Don't lose your temper── みなさん、こんにちは。津田大介です。 前号であいトリのこと書き始めた話をしましたが、初代あいちトリエンナーレ(20 10)で事務局にいて、その後芸術祭にハマりすぎて芸術祭の研究者になった吉田隆 之さんという方が『芸術祭の危機管理』という本を上梓されました。 ▼Amazonで購入 https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880654876/tsudamag-22 吉田さんがこの本を書くのに際し、ロングインタビューを受けました。とりわけ、 再開できるかどうかのつばぜり合いをしていた9月下旬──そのとき裏側で知事や検 証委員会、不自由展実行委、アーティストたちとどんな交渉をしていたのか、どれ だけ薄氷の上をわたっていたのかということは表で語ったことは一切ないんですが、 そのことを初めて詳細に語っています。本当は自分で本書くときまでそのへんは心 のなかに閉まっておこうかと思ったんですが、皆さんご存じのように遅筆な僕です から、こういう機会で話しておかないとなかなか表に出ていかないだろうなとも思っ て、かなり正直に話しました。 あいトリに興味があった人だけでなく、イベントをやる人や表現をやる人にとって 有用な情報がたくさん書かれている優れた本に仕上がっていると思います。ぜひ皆

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  • テレビ、ラジオ、Twitter、ニコニコ生放送、Ustream……。マスメディアからソーシャルメディアまで、新旧両メディアで縦横無尽に活動するジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介が、日々の取材活動を通じて見えてきた「現実の問題点」や、激変する「メディアの現場」を多角的な視点でレポートします。津田大介が現在構想している「政策にフォーカスした新しい政治ネットメディア」の制作過程なども随時お伝えしていく予定です。
  • 660円 / 月(税込)
  • ●毎月4回発行(不定期) ※年末年始、大型連休は月3回発行となる場合があります