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【痛くない死に方 2020年第28号】京都ALS嘱託殺人事件。もし、患者さんが死にたくて「栄養拒否」をしたら?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2020/07/31
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2020年 第 28号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 皆さん、こんばんは。長尾和宏です。 この数日、僕の頭の中ではサザンオールスターズの「あきらめの夏」が流れている。 いつもは、ああ、今年の夏もなにもなくて、あっという間に過ぎちゃったなあという 感じで、たいてい頭の中で流れるのは、8月の終わりとか、9月のはじめなんだけど 今年はまだ7月なのに、このまま君とあきらめの夏…と桑田さんの声がリフレイン。 「恨めしげに ガラス越しに 背中で見てる 背中で見てる渚よ」 その曲をBGMに、この3カ月の積もり積もった疑問がぐるぐる円盤のように回る。 志村けんさんや岡江久美子さんは、なぜ死んでしまったのだろう? この春の緊急事態宣言とは、なんだったのだろう? アベノマスクを作ったお金は、なぜ他の対策に回せなかったんだろう? 第二波というけれど、なぜメディアは陽性者数ばかりで検査数を積極的に伝えない? コメンテーターは全国民にPCR検査を!というが、その財源は、どうするのだろう? 歌舞伎町は取り締まって、銀座を取り締まらないのはなぜだろう? 大阪ミナミは夜10時まで、北新地は深夜までOKなのはなぜだろう? なんでこうなることがわかっていて、GO TOトラベルなんてやったんだろう? そして、なぜ臨時国会は召集されないの?????

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